スペシャルティコーヒー専門店
自分達が心の底から「美味しい」と感じるコーヒーを気軽にご自宅でも愉しんでほしい。
『良いコーヒーを、リーズナブルに』お届けすることを理念とし、
世界各国から厳選したコーヒー豆だけを仕入れ、焙煎、販売まで一貫して自社でおこなっております。
あなただけの “スペシャル” なコーヒー探しの旅。
その旅の仲間として、気軽に相談できる友人として、
私たちアマノコーヒーを身近に感じていただければと思います。
好きではなかったコーヒー
1953年、父の天野重行が自家焙煎コーヒー豆の卸し店として『個人商店アマノコーヒー』を創業。
高校時代からコーヒー業界に携わり、喫茶・レストラン・配送・営業・焙煎と修行を重ねる。
家業として自家焙煎コーヒーの卸しを営む、そんなコーヒーに囲まれた人生を送りながらも、その頃の私にとってコーヒーはそんなに好きなものではありませんでした。
スペシャルティコーヒーとの出会い
転機が訪れたのは2003年、高校時代から始まったコーヒーとの関係も20年が経った頃。
焙煎や営業の仕事を続ける中でご縁があった『カフェタイム』オーナー糸井優子さんとの出逢い。
糸井さんが淹れてくださった1杯のスペシャルティコーヒーの素晴らしさに心が震えるような感動を覚え、そこまで好きなものではなかった私のコーヒーへの概念を見事に覆してくれました。
「この美味しさ、感動をもっと多くの人に届けたい。」
そんな使命にも似た強い想いが湧き上がり、そのためには仕入れから焙煎、販売まで自分たちでやるしかないということで『スペシャルティコーヒー専門店』としてアマノコーヒーは新たなスタートを切りました。
スペシャルティコーヒーとは
スペシャルティコーヒーを一言で表すと、”美味しい”という驚きと感動を与えるコーヒーという言葉につきます。
スペシャルティコーヒーは甘さや香味、後味、味のバランスなど、8項目のカッピングによりカップのコーヒー(液体)の風味を評価。
※左写真:実際のカッピングの様子
このような過程を経て80点以上の高評価を獲得したものだけがスペシャルティコーヒーとして認定されます。
※詳しくは Specialty Coffeeページ をご覧ください
豆本来のチカラを引き出す
コーヒーチェリーと呼ばれる真っ赤に熟したコーヒーの実の中身から種子(コーヒーの生豆)を取り出す作業を精製と呼びます。
当店ではナチュラル、ウォシュド、パルプドナチュラルの3種類の精製方法の中から、美味しさの源である“コーヒー豆のチカラ”を最大限に引き出す方法を選択して精製しています。
※各精製方法の特徴については Coffee Historyページ をご覧ください
自分好みのコーヒーの見つけ方
『コーヒーベルト』と呼ばれる地域を中心に60を超える国々で栽培されているコーヒー。
その地域の土壌や気候に応じた精製・乾燥方法が採用されています。
そんな世界中で作られている数えきれないほどのコーヒーの中から“自分好みの味”を見つける方法は
『良いコーヒーを飲み比べる』ことです。
飲み比べて見つかる、あなた好みの味
1つのコーヒーを単体で飲んでみるだけでは、本当の意味での”自分好みの味”に出逢うことは難しい。
というのも、飲み比べてみて初めて細かな違いがわかり、自分の好みもクリアになっていくからです。
試飲して買える、スペシャルティコーヒー
数ある中から良いコーヒー豆を選ぶのも、実際にご自宅でコーヒーを飲み比べてみるのも難しいかと思います。
好みの味との出逢いのお手伝いができるよう、実店舗では取り扱うすべてのコーヒー豆をご試飲いただけるようにしています。
フレンチプレスで、本物の味を試飲
コーヒー豆本来の味が冷めてもダイレクトに特徴が伝わるよう、フレンチプレスでの試飲提供。
手間はかかりますが、まずは好き嫌い抜きにそれぞれのコーヒーの味を感じていただきたいとの思いでやっています。
〜 色んな国のコーヒーの味を楽しんでいただきたい 〜
普段はおすすめのコーヒーを聞かれてもあえて言わないようにしています。
意地悪でも面倒なわけでもなく、
人よって好みがあり、その好みもまた変わりますし、
とにかく色んなコーヒーの味を感じてほしい。
だからお店では「ちょっとコレ飲んでみて」って色んなコーヒーを試飲してもらうんです。
といっても、オンライン上ではご試飲いただくこともかなわないため、
プレゼント用やまずは何かおすすめを試してみたいという方に向けて、
完全な独断と偏見に基づく、店主の個人的な好みをご紹介。
エチオピア の “パルプド・ナチュラル”
イチ推しはパルプド・ナチュラルで精製されたコーヒー。
北中米のコスタリカなど、国によっては “ハニープロセス” とも呼ばれます。
エチオピア、ルワンダ、ケニアなど、土壌も気候も素晴らしいアフリカ系のコーヒーが好きで、
中でもコーヒーの発祥地と言われるエチオピアのコーヒーが一番の好み。
アフリカのコーヒーはかつて商社に安く買い叩かれていた歴史もあったそうですが、
スペシャルティコーヒーの普及とともに評価が高まったという歴史もあり、
個人的にも非常に強い思い入れの強いがあるのも大きな要因です。